[理系学生のための就活]三井化学 年収・勤務地・評判・化学メーカー

三井化学の会社概要

三井化学の基本情報

三井化学は全国各地に拠点をおく総合化学メーカーです。石油化学を中心としており、自動車関連素材に力を入れている化学メーカーでもあります。

また、三井化学の事業部門は「ライフ&ヘルスケアソリューション」、「モビリティソリューション」、「ICTソリューション」、「ベーシック&グリーンマテリアルズ」の4部門があります。

三井化学の事業内容

ライフ&ヘルスケア・ソリューション

いのちと健康、豊かなくらしに貢献するソリューションを提供し、生活の質（QOL）向上と安全・安心な食の提供に貢献します。

モビリティソリューション

特徴のある材料・機能・サービスの提供により社会課題解決に貢献し、持続的な事業成長を実現します。

ICTソリューション

『ユニーク』なICTソリューション事業を創造・拡大し、安全・快適なインフラ、健康なくらし、持続可能な地球環境を支えるAI 、Beyond 5G等の進化に貢献します。

ベーシック&グリーン・マテリアルズ

再構築を完遂するとともに、環境負荷の低減、脱炭素社会の実現を目指し、全社サーキュラーエコノミー変革をリードします。

https://jp.mitsuichemicals.com/jp/service/index.htm

https://jp.mitsuichemicals.com/jp/corporate/number/index.htm

三井化学の製品にはシェアの高い製品も多く存在しています。今後の経営基盤も盤石であると予想されます。

三井化学の年収

学部卒程度の能力を有する者　233,000 円

修士了程度の能力を有する者　255,000 円

博士了程度の能力を有する者　305,000 円

https://mci-recruit.snar.jp/jobboard/detail.aspx?id=xWTLNxvy2__fduxCoT0-vw

総合職の平均年収

2020年　1,012 万円

2021年　1,022 万円

2022年　1,006 万円

三井化学の福利厚生

https://jp.mitsuichemicals.com/jp/career/information/

三井化学の勤務地

https://jp.mitsuichemicals.com/jp/career/information/factory-laboratory.htm

三井化学の拠点は千葉・大阪・名古屋・大牟田など全国各地に点在していますが、千葉県に集中しています。千葉県には研究センターも構えています。

三井化学の発祥の地は福岡県の大牟田おおむたであるため、大牟田での配属割合が比較的多めであるでしょう。

三井化学の社風

尖っている人よりは比較的穏やかな人が多く、社内は落ち着いた雰囲気と言われています。

基本的に個人を大事にする雰囲気があり、「やりたい」と発言した人に仕事が任せられる傾向にあります。テーマを検討するにあたって、決まった考え方・やり方はなく、比較的高い自由度で各テーマに取り組むことができます。部長・係長の上司の下、複数人で1チームとなってテーマに臨むことが多く、チーム内メンバーとのディスカッション、上司含めた検討会なども定期的に行うことが多くあります。そのため、会議ばかりになることもあるようです。

数か月で利益が出る短期的なテーマもあれば、5~10年研究・開発を継続する長期的なテーマもあります。そのためやりがいを感じ難い時もありますが、定期的な社内表彰制度があり、まだ利益が出ていなくても成果が認められる傾向にあり、モチベーションを高く保つことが出来ます。

三井化学の残業事情

平均20~30時間。

ただし、工場勤務などは激務で残業が多いという口コミもあり、部署によって大きく残業時間等は異なるため、OB訪問などをして積極的に情報を取りに行くことをおすすめします。

三井化学の海外勤務状況

https://www.mc-croplifesolutions.com/business/overseas/

海外工場立ち上げのための海外勤務、顧客評価・設備購入・展示会参加のための海外出張は、全員が経験するものではありませんが、経験する人が多いようです。

海外出張・海外関係部署とのWeb会議の際には、現地言語を話せる営業、現地関係会社に所属し現地言語を話せる日本人と行動を共にすることが多く、最初のうちは日本語以外に話せなくても問題ありません。しかし、現地言語を話せるに越したことはなく、海外と関わる機会が多い人は自主的に語学（特に英語）勉強するケースが多いです。

また、海外売上比率も年々増加しているようです。そのため、今後も海外進出は増えていくと予想されますね。

https://jp.mitsuichemicals.com/jp/corporate/number/index.htm

三井化学の就活対策

三井化学の募集要項

https://mci-recruit.snar.jp/jobboard/detail.aspx?id=xWTLNxvy2__fduxCoT0-vw

三井化学の募集学科

化学系、高分子系、化学工学系、機械工学系、電気・電子工学系、応用物理系、薬学系、バイオ系、建築・土木系　ほか

三井化学では基本的に全学部全学科からの募集を受け付けているようです。ただ、研究開発や医薬品部門といった高度で専門的な知識を必要とする職業に関しては、指定の学科だけの募集となるため、注意が必要です。

また、三井化学は3つのコースに分かれているため注意が必要です。

三井化学の採用大学

三井化学が採用した就活生の出身大学を見てみましょう。

北海道大学・東北大学・国際教養大学・長岡技術科学大学・千葉大学・東京大学・東京工業大学・東京農工大学・一橋大学・お茶の水女子大学・東京外国語大学・首都大学東京・横浜国立大学・信州大学・金沢大学・名古屋大学・名古屋工業大学・豊橋技術科学大学・三重大学・京都大学・京都工芸繊維大学・大阪大学・大阪府立大学・神戸大学・岡山大学・広島大学・山口大学・徳島大学・九州大学・九州工業大学・熊本大学・鹿児島大学・長崎大学・慶應義塾大学・早稲田大学・東京理科大学・法政大学・立教大学・上智大学・青山学院大学・国際基督教大学・日本大学・芝浦工業大学・同志社大学・立命館大学・関西学院大学・立命館アジア太平洋大学・浙江大学・上海交通大学・ハノイ工科大学・ブリティッシュコロンビア大学・マンチェスター大学・ＮＹ州立大学・アーカンソー大学・アリカンテ大学・セントラルオクラホマ大学・ノースアラバマ州立大学・ブリッジウォーター州立大学

https://mci-recruit.snar.jp/jobboard/detail.aspx?id=xWTLNxvy2__fduxCoT0-vw

高学歴な大学が多くあり、人気の企業といえます、そのため、学歴フィルターが存在しているともいえますが、中堅クラスの大学群からの合格もあるため、諦めないことが肝心です。

三井化学の求める人材

製品を通して三井化学は応援する。
期待を抱きながら、未来へと一歩踏み出す人を。
不安を覚えながらも、未来へと一歩踏み出す人を。
三井化学は、そんな人たちのそばに寄り添い、
支え、エールを送り続けている。

これからも私たちは、もっとたくさんの人々を応援したい。
だからこそ、
人々の視点に立ち、未来を創ることのできる人材を、私たちは求めている。

三井化学は、人々の暮らしを支え、応援する。
そして、私たちとともに新しい未来を創り出そうとするあなたも、支え、応援していきたい。
さあ、10年先、20年先の未来を見据えて、
三井化学から、新しい一歩を踏み出そう。

https://jp.mitsuichemicals.com/jp/career/concept/

人事部長のメッセージには「自ら考え行動できる人材を求めます」とあるため、主体性や積極性のある学生を採用しようとしているでしょう。ESではそのような内容を組み込んでいきましょう。

を目指すなら

年収、仕事内容、やりがい、勤務地など全てが希望通りとなる会社はありません。自身のやりたい研究テーマにありつけるかもタイミングによって異なります。希望がミスマッチした状態で入社しても、将来的に転職してしまい、「就職者」にも「」にもメリットがありません。そのためにもについて詳しく企業研究しておきましょう。